
2024.12.26
2025.05.29
クレジットカードで納付できる税金はどれ?メリットや注意点も紹介!
この記事ではクレジットカードで支払える税金や支払い方法をわかりやすく説明します。どクレカで税金を支払う場合はポイントがたまったり、支払いを遅らせたりできる一方で、手数料がかかることもあります。んな税金がカードで払えるのか、そしてそのメリットや注意点を紹介します。
クレジットカードで納付できる主な税金
クレジットカードで納付できる税金には、国税と地方税があります。以下に具体的な税金の種類を紹介します。
クレジットカードで納付できる主な国税一覧
国税庁のウェブサイトを通じて、国税はほぼすべての税目をクレジットカードで支払えます。
クレジットカードで納付できる国税の例は以下の通りです。
・ 申告所得税及び復興特別所得税
・ 消費税及び地方消費税
・ 法人税(連結納税を含む)
・ 地方法人税(連結納税を含む)
・ 相続税
・ 贈与税
・ 源泉所得税及び復興特別所得税
・ 源泉所得税
・ 申告所得税
・ 復興特別法人税(連結納税を含む)
・ 消費税
・ 酒税
・ たばこ税
・ たばこ税及びたばこ特別税
・ 石油税
・ 石油石炭税
・ 電源開発促進税
・ 揮発油税及び地方道路税
・ 揮発油税及び地方揮発油税
・ 石油ガス税
・ 航空機燃料税
・ 登録免許税(告知分のみ)
・ 自動車重量税(告知分のみ)
・ 印紙税
・ 国際観光旅客税 など
※国税庁「クレジットカード納付のQ&A」を参考
別ウィンドウで「国税庁」のウェブサイトへ遷移します。
クレジットカードで支払い可能な税金については予告なく変更、または削除される可能性があります。
詳細は国税庁ホームページからご確認ください。
クレジットカードで納付できる主な地方税
地方税もクレジットカードで納付ができるものがあります。以下はその一例です。
・自動車税
・固定資産税
・事業所税
・不動産取得税
・個人事業税 など
一部の自治体ではクレジットカードでの納付に対応していない場合もあります。
詳細は各自治体のウェブサイトか、納付書を直接確認してください。
クレジットカードで税金を納付するメリット
クレジットカードで税金を納付することには、以下のようなメリットがあります。
ポイントが貯まる
クレジットカードで税金を納付すると、通常の買い物と同様にポイントが貯まります。これにより、納付額に応じたポイント還元が受けられます。
ただし、税金の支払いに関してポイント還元をしていないクレジットカード会社もあるため、支払い前に確認が必要です。
支払いサイクルを遅らせることができる
税金にクレジットカードの支払いサイクルを利用することで、実際の支払いを遅らせることができます。
マネーフォワード ビジネスカードの場合は、与信枠利用によるカードの引き落としが翌月20日になるため、最大50日間支払いを遅らせることが可能です。
これにより、資金繰りの調整がしやすくなります。
いつでも手元で支払いができる
クレジットカードでの支払いの場合インターネットを通じて、いつでもどこでも税金の納付が可能です。専用サイトでの手続きで完了するため、納付のためにわざわざ窓口に行く手間が省けます。
会計ソフトへの記入が楽
マネーフォワード ビジネスカードはマネーフォワード クラウド会計やマネフォワード クラウド経費と連携ができます。できる限り支払いをクレジットカードにまとめることで、利用明細を会計ソフトや経費ソフトに自動連携できるので、経理業務が効率化されます。
これにより、手動での入力作業が減り、ミスも防げます。
クレジットカードで税金を納付する際の注意点
クレジットカードで税金を納付する際には、以下の点に注意が必要です。
手数料がかかる
クレジットカードで税金を納付する場合、決済手数料がかかります。納付額が多ければ還元されるポイントも増えますが、決済手数料も踏まえたうえで、検討するといいでしょう。
窓口ではクレジットカード納付できない
コンビニや銀行の窓口で支払う場合は、クレジットカードは利用できません。現金での支払いとなりますので、注意が必要です。
与信の利用枠を圧迫する可能性がある
クレジットカードには月々に利用できる与信限度額が設定されています。税金の支払いでも与信枠が消化されるため、日々の支払いに影響がないか確認をするようにしましょう。
クレジットカードでの納付はどこから行える?
クレジットカードで税金を納付するには、まずお手元の納付書をご確認ください。以下のウェブサイトから納付手続きを行うことができます。
国税 クレジットカードお支払いサイト
国税の納付は「国税庁」のウェブサイトから行うことができます。
▶︎国税 クレジットカードお支払サイト
※別ウィンドウで「国税庁」のウェブサイトへ遷移します。
地方税お支払サイト
地方税の納付は「地方共同機構」のウェブサイトから行うことができます。
▶︎地方税お支払サイト
※別ウィンドウで「地方共同機構」のウェブサイトへ遷移します。
まとめ
クレジットカードで税金を納付することは、ポイントが貯まる、支払いサイクルを遅らせることができる、いつでも手元で支払いができる、会計ソフトへの記入が楽など、多くのメリットがあります。しかし、手数料がかかる、窓口では利用できない、与信枠を圧迫する可能性があるといった注意点もあります。これらを踏まえたうえで、クレジットカードでの税金納付を検討してみてください。
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